移動平均線のポイント

 

 

今回は、FXのインジケーターの1つである

「移動平均線」のポイントについて説明します。

 

移動平均線とは?

 

移動平均線とは、

ある一定期間の価格の平均値をグラフに表したものです。

 

インジケーターの中では最もメジャーで誰でも知っています。

 

移動平均線を使うことで、トレンドをある程度、視覚的に認識することができます。

 

移動平均線は英語では、「Moving Average」略してMAと呼びます。

 

移動平均線の種類

 

例えばメタトレーダー4上で表示できる移動平均線は

Simple(単純移動平均、 SMA)

Exponential(指数移動平均、EMA)

Smoothed(平滑移動平均線、SMMA)

Linear Weighted(線形加重移動平均、LWMA)

4種類の移動平均線あります。

 

赤=SMA(単純移動平均)

オレンジ=EMA(指数移動平均)

青=SMMA(平滑移動平均線)

ゴールド=LWMA(線形加重移動平均)

 

一番オーソドックスなのは、単純移動平均線です。

 

計算方法は省きますが、

EMAやLWMAのほうがレートに敏感に反応しやすいという特徴があります。

その分レートの細かい動きにも、反応してしまいます。

 

種類によって一長一短もあります。

 

使い分けに関しては、トレーダーごとに様々です。

まずは、単純移動平均線を使えれば問題ないです。

僕自身も単純移動平均線のみ使用しています。

 

移動平均線の特徴

 

移動平均線は、1本だけでなく複数の線を表示させて

トレンドを判断するのが一般的です。

 

例えば一般的な設定としてよくある

5日、25日、75日移動平均線をドル円の日足チャートに表示させた場合

それぞれ

5SMA(赤)=短期

25SMA(オレンジ)=中期

75SMA(青)=長期

のトレンドを表していると見ます。

 

ローソク足が5日移動平均線の上にある時は、

直近5日間では、買いでエントリーした人のほうが

平均的に儲かっていることを示していて

買い組が優勢であることを示します。

 

短期線ほど、ローソク足に対して敏感に動き

長期線ほど、長期のトレンドを示すためローソク足に対してゆるやかに動きます。

 

移動平均線を見るポイント

 

①ローソク足と移動平均線の上下

ローソク足が移動平均線の上にある時は

買い優勢

ローソク足が移動平均線の下にある時は

売り優勢

と考えることが出来ます。

 

②移動平均線の角度

移動平均線の角度が上を向いていれば上昇傾向。

下を向いていれば下降傾向。

移動平均線が急角度な時ほど強いトレンドが出ていると見ることができます。

 

③移動平均線の短・中・長の並び

移動平均線が上から短・中・長と順番に並んでいる時は

上昇トレンドが安定していると見ることができます。

 

逆に

移動平均線が下から短・中・長と順番に並んでいる時は

下降トレンドが安定していると見ることができます。

 

移動平均線が短・中・長と順番に並んでいる時を

「パーフェクトオーダー(完全な順序)と呼び

トレンドが安定していることを示します。

 

移動平均線のパラメータ設定

 

私が使っているおすすめのパラメータ設定について説明します。

(パラメータ設定は人それぞれであり、答えではありません)

 

よく証券会社のデフォルトの設定である

5、25、75本移動平均線では、期間の設定が長いため、

短期、中期、長期の逆行が起こることが多く、短期売買には向きません。

 

そこで、おすすめするのが、フィボナッチ数列を使ったパラメータ設定です。

 

フィボナッチ数列とは

〔1、1、2、3、5、8、13、21・・・〕

隣り合う2つの数を加算することによって永遠と続く数列のことです。

 

この中の

5、8、13の数字を使って単純移動平均線を表示します。

5SMA=短期

8SMA=中期

13SMA=長期

 

と設定します。

 

フィボナッチ移動平均線(FSMA)を使う理由は、

短期線+中期線=長期線

となり

フィボナッチ数列と移動平均線を組み合わせるのは、数学的に親和性がいいことがあります。

 

こうすることで、移動平均線がより実戦で使いやすくなります。